耶馬溪ゴキ長老とカツ丼お弁当

こんにちは٩( ᐛ )و

はぴゆるの森のきょんです♬

 

今日もはぴゆるの森へご訪問頂き

ありがとうございます♡

 

とっても嬉しいです◎

 

今回のお話には、ゴキブリ(ゴッキー)達が出てきます◎

苦手な方はUターンお願いします(>人<)

 

さて、前回からの続きです♡

 

はぴゆる庵に暮らし始めた頃

 

お台所には

お家自体の記憶や

(見える・見えない)先住民さん達など諸々の

デリケートなエネルギーを感じていたため

 

わたしは 敢えて距離を置いて

うかうかとは手を出さない事にしていました。

 

とは言え

まぁ、極々当たり前っちゃぁ当たり前にw

 

どこの ご家庭でも

そうであるように

 

はぴゆる庵でも

先住民のゴッキー達は

自由に伸び伸び暮らしていました。w

 

大っきいコやら小ちゃいコ。

黒いコ、茶色いコ。w

 

時に、お台所だけで無く

居間や仏間(仏壇は無いけど)に迄

出没してました!!爆

 

なので当時わたしは

急に出没するゴッキー達に

驚かされたり

 

時には 向かって来られたり(親しみ込めて?)

で、

 

とても落ち着いて

お料理など出来ないなぁ〜〜

って、

 

そう言う方面からも

距離を置いていました。

 

それで、暫く

お家さんや先住民さん達と

 

信頼関係がしっかり築けて

エネルギーが落ち着くまでは

 

コンビニや産直のお店のお弁当や

外食で賄う事にしていたのでした◎

 

(こーゆーの、一度

やってみたかったんだよね〜〜!!

↑もはやコレ目的⁈ww

 

\\\\٩( ‘ω’ )و ////

 

で、ほぼほぼ1ヶ月続けた結果

丹田(肚・肝)に力が入らなくなって

地に足着かず

ふわふわになっちゃった!ww

(あくまでも わたしの感覚です!)

 

_(:3」z)_…

 

素晴らしい新鮮体感出来たwww)

 

で、

そんなある夕暮れ時、

(日頃電気はほぼほぼ点けず、

日のある内に諸々済ます暮らしなので)

 

いつものように居間でお弁当食べてたら

部屋の隅っこの暗がりでカサカサ音がする。

 

電気を点けたら案の定

ゴッキーが

お部屋を歩いていました!!

 

そのコは他の誰より

やや大きめで力強い感じ!

 

嗚呼!このコがきっとゴキ長老だ!!

 

それで わたしは

キチンと居住まいを正し ご挨拶しました。

 

すると そのコは

黙ってわたしの言葉を

聴いてくれていました。

 

なので、わたしは長老に向けて

日頃 わたしに気を遣って

仲良く暮らしてくれてる皆んなの事を

労ってみたり。笑

 

これから

お互いに心地良く暮らす為の

提案もしてみました。

 

そのコは ただジッと

聴いてくれていました。

(そんな気がする的な〜w)

 

それで、その晩は

わたし達は別れました。

 

けれど、わたしはやっぱり

ゴキちゃんに対して何処かキンチョーしてるのです。。。

 

嗚呼、わたしは

ネズミ(小)やハエ、蚊には

「これ、あなたの分ね!ハイ!!」

って、お裾分け出来るのに

 

ゴキちゃんとは昔っから

そういうシェアは出来ないのよね〜。

 

ゴメンね〜〜。怖がりで。

 

そして、こんな時決まって

永六輔さんのあの言葉を想い出して

とても悲しくなるのでした。

 

翌晩も、ゴキ長老は

また居間に入って来ました。

 

わたしはまた挨拶を繰り返しました。

その日も それで別れました。

 

三日目の晩。

その日わたしが食べたのはコンビニの

(ちょっと憧れだった)カツ丼のお弁当でした。

 

わたしは、いつもの様に

お家の見えないそんざいさん達と

 

「美味しいね〜〜♡」なんて言いながら

一緒に憧れのカツ丼お弁当を食べながら

 

傍らでは

ゴッキーとはシェア出来ない自分を

何処か残念に思っていました。

 

やがて、空になったお弁当箱の

少し残ったお出汁やご飯粒のカケラさえ

シェアする術もなく

 

一層悲しく思ったりもしていました。

 

けれど、それもほんの束の間の事で

ゴッキーの事も

ケロケロっと忘れてご機嫌さんでいました。

 

空のお弁当箱は

コンビニのビニール袋に入れて

キッチリ口を結んで

ゴッキーが上がって来ないであろう

テーブルの上に置きました。

 

少しして

又、ゴッキーらしき足音がしました。

 

直ぐに静かになったので

わたしは別に気にしていませんでした。

 

暫くして、さっきの空のお弁当箱を

大きなゴミの袋に入れようと手を掛けると

 

瞬間、

コンビニ袋の中で

激しいカサコソ音!!

 

アレーーーーーー!!

 

この音はぁぁあーーーーーっ!!

 

ゴキ長老が

入っっちゃってるぅぅうーーーーー?!

 

何処からも入れない様に

かなりキッチリ袋の口を結んだのに!!

 

こんな袋に一度入っちゃったら

ゴキ長老は二度と出れなくなって

 

下手したら

このまま捨てられちゃって

そのまま死んじゃう事だってあろうに!!

 

一体全体、どうやって入ったのだろ!!

引田天功かっ!?懐

 

。。。( ̄▽ ̄;)

 

わたしは

呆れてしまって

 

「もう!!」

って、ガッカリ。

 

それで わたしは

意を決して

 

袋の中のゴキ長老に向かって

涙ながらに説得しました。

 

「わたしと仲良く

棲み分けてくれるんじゃないのっ?!

そうまでしてわたしを困らせたいの!?」って

 

情けないやら腹立たしいやら切ないやら…

 

けれど、

ゴキ長老は

袋の中で身じろぎもしない。

 

ジッと聴いてる風。。。

 

わたしは途方に暮れて

袋を見つめていました。。。

 

ゴッキー達に対する幻滅と

これからの暮らしへの不安が

ぐるぐるしました。

 

袋を見つめたまま

暫く

時が流れました。

 

。。。

 

次第に

わたしの心は

静かになって来ました。

 

すると。。

 

ハッ!って

気付いたよね!!

 

ゴキ長老の

真意!!

 

(´⊙ω⊙`)!!

 

実は、ゴキ長老は

こうして命を危険に晒してまで

ビニール袋の中に入って

わたしと同じカツ丼を食べてくれてたんだよね!!

 

勇気のないわたしに代わって

身を投じて、同じカツ丼を食べてくれてる!!

 

そう、気付いてしまったわたし!!

 

・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

もう、感謝しかなかったよね!!

 

愛と信頼しかなかったの。

 

ゴキ長老の

わたしへの愛と信頼が胸に沁みました。

 

・:*+.。・゜・(ノД`)・゜・。.:+

 

それで、直ぐにわたしは

「美味しいね〜〜!!」

って、袋の中のゴキ長老に声掛けて

 

「一緒に食べてくれてありがとう!!」

って

 

嬉しさと感謝と愛おしさで

泣き笑いしてました!笑

 

袋の中からは、またゴキ長老の

小さなカサコソ音がし出しました。

 

わたしが漸く理解出来てゴキ長老

ホッとしてくれたのかな。

 

その後、袋に入ってた

長老は

 

いつの間にか

何処かへ行っちゃいました!爆

 

探したけれど

袋の中には いなかったのです。。。

 

そして、

そんな事があってから

 

ゴッキー達は

一切

わたしを困らせること無く

 

お部屋に入って来ないばかりか

 

お台所でも

夜、わたしが寝静まってから

ひっそりと活動してくれて

 

よっぽどの事がない限り

一切、わたしの前に現れる事も無く

上手に棲み分けてくれているのでした!

 

ゴキ長老のお陰で

念願だったカツ丼お弁当を共に食べれて

 

「美味しかったね〜」

ってシェアする事が出来ました◎

 

それから次第に

先住民さん達のエネルギーも

落ち着いて来たように感じられ

 

ひと月経つ頃には

わたしはお台所に

少しずつ入れる様になりました◎

 

目に見えるそんざいさんとしても

ゴッキー達に遭遇したり

驚かされることも無くなり

安心して自炊出来るようになったのですよ。

 

この話は

まだ続きがあるのだけれど

 

またもや長くなっちゃった!

ので

別の機会に!!

 

今日も最後までお付き合い

ありがとうございますーーーーー♡

 

みんなみんな愛だね〜〜\(^o^)/