こんにちは!
はぴゆるの森のきょんです٩( ᐛ )و
前回に引き続き
お庭で巣を掛け替えてくれた
女郎蜘蛛さんのお話。
ふたつ目です。
こちらの女郎蜘蛛さんは
初めの女郎蜘蛛さんのお話より
もう少し前のこと。
わたしが暫く車中泊の旅で
留守にしてる間に
そのコは
はぴゆる庵の庭の隅っこの
紫陽花と
車庫の柱とを使って
大きな巣を掛けてしまってた。
これ又一本の太い軸糸が
車庫の柱に固定されてるんだけど
その糸は
わたしの背丈ギリギリの高さ。
そこから紫陽花の枝に向かって
徐々に斜めに低くなっている。
それで、そこを通る時には
氣を付けて柱の近くを通らないと
わたしの頭で巣を引っ掛けてしまうのだ。
うっかり忘れて普通に通れば
顔やオデコに糸が引っ掛かったりして
その都度わたしは謝って
背をかがめて
慌てて潜り直すのだった。
「出来れば掛け替えて欲しい」
と、お願いしてみたが
彼女は請け合ってはくれなかったので、
暫くわたしは
巣に細心の注意を払い
都度氣を付けて過ごしていたんだ。
そんなある日
はぴゆる庵の裏の路地を
珍しく一台の軽トラが通った。
滅多に此処は
人すら通らない。
なので
はぴゆる庵の庭の紫陽花は
縦横無尽に放置され野放し状態。
枝は裏路地まで伸び放題
だったんだ〜
その伸び放題の紫陽花の枝々が
その軽トラの屋根に次々と引っ掛かって
軽トラは
かなり苦心して通り過ぎて行った。
そんな一部始終を
わたしはコッソリ
庭影から目撃してしまったんだ!!
こりゃいか〜ん!!
そう想って
わたしは直ぐに
剪定バサミを掲げて庭に飛び出すと
伸び放題になってる紫陽花の枝を
ザクザク切っていった。
ザクザク!
ザクザク!
ザクザク!
ザクザク!
あ!!
氣付けば
路地側だけで無く
車庫の方の枝々まで
切ってしもてたわ〜っ!!汗
車庫と紫陽花の間に張ってた
あの女郎蜘蛛さんの立派な巣は
紫陽花の枝ごと
ダラーーンと見るも無惨な状態に!!
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼〜!!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ごめんなさい!!
ごめんなさい!!
ごめんなさいぃぃーー!!
.°(ಗдಗ。)°.
謝っても
もう遅い!!
わたしには
蜘蛛の巣の修繕なんて
できっこ無い!!
嗚呼嗚呼
嗚呼嗚呼〜!!
_| ̄|○
何度も謝って
_| ̄|○_| ̄|○
暫く落ち込んで
_| ̄|○
_| ̄|○
それからすっかり忘れてた。
(〃ω〃)
そしたら今日
昼風呂に入ってて
窓の外をボヤ〜ンと眺めてたら
あの時の女郎蜘蛛さんが
新しく立派な巣を張っているのを
見つけた!!
それは
金木犀の木の上の
高い高ーい場所!!
もう
わたしの背丈では
到底届かない位の
全く邪魔にならない場所!!
ああ!!
今回はわたしの不注意により
強制的な感じではあったものの
こうして何事も無かったかの様に
澄ました顔で飄々と暮らしている!!
※以下、参考迄に人間アルアル↓
「あいつがわたしの巣を壊したヤツよ」
「よくもわたしの大切な巣を!!」
「どれだけ大変な想いをして作ったと想ってんの?!」
「仕返ししてやるわ!!」
「誠意を見せなさい!!」
「責任取って貰うわ!!」
「慰謝料よこしなさい!!弁償してよ!!」
とかっての。笑
※以上、人間アルアルでした笑↑
そーゆーの
一つも無く
女郎蜘蛛さんは
巣を壊されたら
壊されない場所へ
巣を掛け替える!
ただ
それだけ。
なんて逞しく
なんて自立した姿だろ!!
一見
自然界に多大に
依存してるかに視える女郎蜘蛛
だけれど
提供して提供される
大きな循環の中に在る。
ただ
ありのまま在る。
素晴らしいなぁ。
愛おしいなぁ。
教えてくれて
いつもありがとう〜!!
皆んな皆んな愛〜〜
・:*+.\(( °ω° ))/.:+